「ベルギー料理」とくれば一回目に取り上げたフリッツ(フライドポテト)、そしてワッフル、さらに次にはムール貝の料理が挙げられるでしょう。
今回は、そのムール貝料理の中でも最もポピュラーな「ムール貝の白ワイン蒸し」を紹介します。
調理はいたって簡単。では、始めていきましょう。


材料 (2〜3人前)
ムール貝 1kg 約24〜25個  
 ムール貝はデパートや大きなスーパーなどで事前に注文して買いましょう
白ワイン 80cc
水 300cc
バター 20g
セロリ(中) 1本
玉ねぎ(中) 半分
長ねぎ 約5cmに切ったもの2本  
 入手可能ならばリーク(ポワロー、西洋ねぎ)を用いるのがよい
にんにく 1/2個
パセリ 少々  ローリエ 1 

器具
厚底鍋(シチューを作るときなどに使用してるもの)


準備 材料とムール貝の掃除

材料をそろえます。
セロリ、玉ねぎは口に入りやすい大きさに切ります。
長ねぎはさらに縦に半分に切ります。
にんにくは包丁の根元の部分などを使ってつぶします。
パセリは一茎はそのままで(左写真)、
もう一茎はみじん切りにします。

ムール貝を掃除します。
ふつうムール貝には中からひげが出ています。
ひげは必ず、
貝の付け根のほうから口のほうへ
引っ張って取り除きます。
ひげを抜き終わったら、貝殻の表面についている、
藻や苔を、左写真のように、貝の口先で、
削り落としきれいにします。


ムール貝を調理する前の準備が終わりました。これから調理にかかります。

1 鍋にバターを入れて溶かし、焦げ付く前に
  用意した野菜をすべて入れて混ぜます。
  火は中火にし、
  野菜を焦がさないようにします。

 

2 野菜を軽くしんなりするまで炒めたら、
  続いてムール貝を加えます。(左写真)

3 ムール貝に続いて白ワイン、水を
  鍋に入れ、ふたをして蒸します。
  火を強火にします。
  
約2〜3分でムール貝が開きます。

4 ムール貝が開き、加減よく火がとおったら完成です。
  ムール貝に火を通し過ぎると、
  実が硬くなって、ジュウシーでなくなってしまいます。
  プリブリッとした感じのところで火を止めることが、
  肝心です。
  最後に刻んだパセリを上にふりかけて、
  出来上がりです。
  Bon appétit!


 シェフから一言 

ベルギーでは写真のように、ムール貝は大きな黒鍋で供されます。最近、一部の洗練されたレストランではピカピカのステンレス鍋で供されるようになりましたが、やはり、黒鍋のほうが我々外国人には趣があっていいように思います。
また、ベルギーではこの鍋料理もいろいろ種類があり、バラエティーに富んでます。白ワインの代わりにベルギーの白ビールを用いて、「ビール蒸し」にしたり、クリーム、トマトソース、カレー粉などを使って味付けしたものもあります。
ベルギーでは一年中ムール貝を食することができますが、一般に、Rの付く月、9月(septemb
e)から4月(avil)までが旬といわれてます。
個人的には、年の終わりのほう、11月、12月が最も肉厚でプックリとしていて、おいしいように思います。
寒い時期に食べる、アツアツのムール貝はこれまた格別においしいということでしょうか。
まだまだ、書き足したいことはありますが、それは次回のムール貝料理のときに。

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